クラウドソーシングで案件を探して感じた難しさ
フリーランスとして活動を始めた頃、いわゆるクラウドソーシング型のプラットフォームを使って案件を探していた時期があります。
登録すればすぐに多くの募集案件を見ることができ、初心者にとっては間口が広い環境だと感じました。一方で、実際にやってみると理想通りにはいかない部分も多くありました。
クライアント対応の質が大きくばらつく
まず感じたのは、募集しているクライアントの対応にかなり幅があるということです。
丁寧に要件を整理している案件もあれば、内容が曖昧なまま募集されているものもあります。メッセージのやり取りも同様で、すぐに返信をくれる方もいれば、提案後にまったく返事が来ないこともありました。
こちらとしてはスケジュールを確保して待っているため、返答がない状態が続くと予定が組みにくくなります。複数案件を並行して動かすことの難しさを強く実感したのはこの頃でした。
極端に単価が低い案件が多い
単価面でもばらつきが大きく、同じデザインの案件でも条件はさまざまでした。
実績を作る段階では受けやすい案件もありましたが、長期的に続けることを考えると、どの案件に応募するかを慎重に選ぶ必要があると感じました。
数をこなせばよいというわけではなく、自分の方向性と合っているかどうかが重要だと気づいたのも、この経験からです。
スキルを買い叩かれる怖さ
また、募集の中にはテスト制作を求められるものもあります。
クライアント側も「見ず知らずのユーザーといきなり契約は怖い」と思うのは当然なので、実施自体は悪いとは思っていません。
ただ、寄せられた案からアイデアだけ抽出し、クリエイターのバックは無料または数十円で終了…ということもあるそうです。なんならデータをそのまま使われたり、AIに再構成させたりもします。
自分の制作物をどう守っていくかも課題に感じました。
私が実際に獲得できた案件
急募案件
その一方で、実際に私が受けた案件の中には、急募案件がいくつかありました。短期間での対応が求められる案件でしたが、スケジュールを柔軟に調整できたことが評価され、受注につながりました。
例えば、「明後日中にこのスライド画面を○枚作りたい」といった内容。
実質的にレスポンスの速さも求められています。
私は応募フォームに「お急ぎとのことなので、データを頂けましたら明日の朝に提出可能です」と送り、お相手もすぐに確認いただけたことで契約へと繋がりました。
フリーランスであることの強みは、こうした即応性にあるのかもしれません。納期までの段取りを明確に伝え、コミュニケーションを丁寧に行うことで信頼を得ることができました。
大きな実績ではありませんが、フリーランスとして活動を続けていく上で、自分の強みがどこにあるのかを教えてくれた経験です。
継続を検討している案件
クラウドソーシングの案件から、現在も継続して仕事をいただいているクライアントがいます。
最初は単発の依頼でしたが、やり取りのしやすさを評価していただき、少しずつ案件が増えていきました。おかげで今ではある程度報酬も安定しました。
こちらについては、応募の条件がやや厳格で応募があまり多くないものだったと記憶しています。
当時の私は安くてもまずは仕事を始めたい、業務内容が自分に合っていると感じたので思い切って交渉しました。
請求もサービス経由で行われるので、最初のフリーの仕事としては交渉の良い経験になったと感じています。
まとめ
クラウドソーシングでの案件探しは、効率的とは言い切れない部分もありますが、自分の立ち位置を知る機会にはなりました。
応募しても返事が来ないことや、条件の差に戸惑うこともありましたが、その中で「自分はどう働きたいのか」を考えるようになったのは大きな収穫だったと思います。
今振り返ると、単に案件を探す場所というよりも、フリーランスとしての姿勢を試される場だったように感じています。対応の速さ、柔軟性、コミュニケーションの丁寧さ。そうした基本的な部分が、結果的に次の仕事につながっていくのだと学びました。
フリーランスとして案件を獲得するための考えはこちらに詳しく書いています。
色々なやり方があると勉強になり、自分でも試していきたいと思っています。
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